エアコンには様々な商品があり、色々なメーカーが独自の機能を持つ商品を販売しています。価格も幅広く、リーズナブルに購入できるものもあれば値段が高いものもあります。性能もそれぞれ異なりますが、沢山ある中から選ぶ際には部屋の広さに合った能力のものを選ぶことが大切です。広い部屋であれば高い能力を持っていないと、部屋を十分に暖めたり涼しくしたりすることができません。その反対に狭い部屋で高い能力を持つものを使うのは問題ないように感じますが、電気代などが余分にかかってしまいます。では、エアコンの能力はどのように確認すればいいのでしょうか。
エアコンの能力は、「kw」という単位で表示されています。この数字は、冷房時には室内からその時間あたりに取り除ける熱量のことを表しています。暖房時には、その時間あたりに与える熱量のことを表します。最も一般的なエアコンの能力は、2.2kwになります。部屋の広さの目安は大体6畳で、一人暮らしのワンルーム等であれば十分なパワーを供えています。それから8畳の広さがある部屋の場合の目安は、2.5kwとなります。10畳程度の広さの場合には、2.8kwが目安です。12畳であれば3.6kw、14畳であれば4.5kw、16畳であれば5.0kwとります。このような目安となる数字は、最も標準的な条件の際のパワーを表します。冷房時には室内の温度が27℃、外気温は35℃と想定しています。暖房時には室内の温度を20℃とし、外気温は7℃と想定してあります。能力が2.2kwということは、外気温が35℃で室内の温度を27℃にするのに必要な熱量が2.2kwということになります。エアコンの表示には大抵、畳数の目安も表示されています。6~9畳とか6~8畳といった表示があり、暖房時と冷房時で異なることもあります。それからパワーの範囲を表す表示も記載されていることが多いです。2.2kw(0.4kw~3.4kw)と記載されている場合、能力自体は2.2kwですが、パワーの範囲は0.4kwから3.4kwとなります。外気温と室内温度の差がない場合には、パワーが少なくても十分な効果が得られます。標準的な条件よりも外気温と室温の差が大きい時には、最大のパワーがないと十分な効果が発揮されないこともあります。また、ロフトや吹き抜け空間に設置する場合には、畳数を目安にしたものだとパワーが足りないこともあるので気を付けなければなりません。ロフトや吹き抜け空間は高さがあるので、室内を快適な温度にするにはその分のパワーを上乗せした能力が必要になるからです。吹き抜けは開放感が感じられるので、注文住宅などで人気があります。リビングを吹き抜けにしているという人も多くいます。その場合にエアコンを選ぶ場合には、部屋の広さよりも一段階上の能力のものを選ぶ必要があります。6畳の場合には8畳の性能を持つものがおすすめですし、8畳の場合には10畳の性能を持つものが必要になります。
部屋の広さに合った能力のものを選ぶと、効率的に室内の温度をコントロールできるので省エネルギーにもつながります。それが電気代の削減にもつながるので、節約効果も期待できます。家庭には様々な電化製品がありますが、その中でも消費電力が大きな家電といえるでしょう。夏場や冬場には、沢山のエネルギーを使うので電気代が跳ね上がるということも多いです。特に近年は夏場の暑さが厳しく、猛暑や酷暑になる日も少なくありません。熱中症予防のために冷暖房を適切に使うことが推奨されています。そのため部屋の広さに合った能力を選ぶことで、光熱費の節約にも大きく貢献してくれます。
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