エアコンといえばダイキンというほど、知名度が高くブランドが浸透しており、家庭用だけでなく業務用でも広く知られています。そのダイキン業務用エアコンのシェアは、2020年の時点で約40%ほどです。ダイキンの後ろには三菱電機がついていますが、シェアは約25%でダイキンと差がありますから、1位と2位の開きは大きいといえるでしょう。ちなみに3位以下のシェアはいずれも10%前後で、個別では到底ダイキンに太刀打ちできないです。ダイキンはかつて世界の空調事業の売上高が1兆円を超えており、中国やアメリカの企業を抜き去っています。この実力は日本国内の他企業も注目しているところで、ダイキンがなぜ世界で戦えるのか話題に上がります。
シェアが大きい理由は業務用のエアコンが主力で、製品開発に余念がなく、性能と機能で他を圧倒していることが強みに挙げられます。また製品に搭載される加湿機能も地味に人気で、空調機器にありがちな空気が乾燥するのとは違うイメージの確立に成功しています。ぴちょんくんという湿気をイメージした自社キャラクターもあって、ダイキンは乾燥しないエアコンの代名詞的なブランドになりました。製品にはもう1つ、下から空気を吸い込んで室内の空気を循環するという、独自の構造も人気の理由です。業務用で培ってきた技術が家庭用にも活かされていますから、高性能で故障が少なく信頼性が高いのも頷けます。ダイキンには技術力と開発力がありますし、着実に進化を遂げていますから、将来性があって今後の展開にも期待できます。そういう期待感、ワクワク感もダイキンの強みで、業務用エアコンでトップのシェア獲得に繋がっています。シェアは国や地域によって開きがあるものの、全体的に40%から50%の間に収まります。これはつまり、国が違っても選ばれる人気の理由がある証拠で、世界中の人達を惹きつける訴求力を持っていることを意味します。まさに業界をリードするトップランナーのグローバル企業ですから、それだけ注目も期待も集まります。製品開発にはプレッシャーがあるはずですが、8割が海外で働く組織の強みを活かした開発と営業で、グローバルとローカル戦略を駆使してトップシェアをキープ中です。海外には日本以上に過酷な地域もありますが、創業90年以上の歴史と老舗の自負、そして負けられない意地によって世界中にフィットする製品開発を実現しています。成長の見込みがある世界市場に挑戦していますから、今後も目が離せないメーカーですし、シェアの推移にも要注目です。
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