日本で初めて業容エアコンを開発・販売したのが株式会社ダイキンです。1966年に大阪府堺市で設立され、2020年12月時点で業務用機器のシェア率は約80パーセントもの数値を記録しているほどです。これまでに約490種類もの業務用エアコンを発表されてきましたが、新しいモデルが発売されるたびに画期的な機能を付随しているのがダイキンの魅力といえるでしょう。ここで簡単にそのテクノロジーについて触れていくので、参考にしていただけると幸いです。
まず、ダイキンが1968年に販売したエアコンは、据え置き型冷房という名称でした。日本で初めて開発された冷房で、全体を木のケースに備えていたのが特徴になっています。それ以前はアメリカから輸入をされたクーラーという空調がありましたが、全体はブリキ板で覆われていて、無機質なデザインでした。ダイキンの冷房は喫茶店や会社などに設置され、インテリアとしての価値も有していたものです。なぜ木を本体ケースに使用したのか、これは当時の代表が日本は林業が盛んな国であることを象徴したかたからだと、社内資料で目にすることが出来ました。スギの木を使用したことで生産コストを下げることもでき、国産でも当時で約20万円、現在だと約10万円前後で販売できたというわけです。この当時は室温を下げるという機能しかありませんでしたが、1990年代以降は新たな付加価値を備えたものを開発するに至っています。1994年に販売したビルトインエアコンの場合は、空気清浄機機能を備えています。これは企業からパチンコ店にも導入され、タバコなどによる空気の澱みを解消できると多方面から注目を集めました。2000年以降になると、プラズマの力を使った製品も登場します。ダイキンでは1999年から陽電子の研究も並行してなさえており、その成果を自社機器に搭載したというわけです。このテクノロジーは今では世界各国の製造メーカーでも利用されていて、ウイルスや花粉といった微粒子を洗浄することができます。医療現場でもダイキンのエアコンは導入されるようになり、これがシェア率の高さを不動のものにしたといえるでしょう。
現在でも家庭用機器にハイスペックな機能を有していて、業務用だけの会社ではなくなりました。快適な環境を室内で再現できる会社となり、冷房や空気清浄機・暖房という我々の暮らしをより良いものにするアイテムを、今後も生み出す会社です。
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