エアコンの機能の一つにドライと呼ぶものがありますが、この機能はどのようなときに利用するのかわからなかったり、ついていることも知らずに購入した人や逆に、エアコンであればすべての機種にドライが付いているなどのイメージを持つ人などもいるのではないでしょうか。ドライ機能は、冷房とは全く異なる目的で使用するもので、2つの違いは温度と湿度です。部屋の温度を下げたいときには冷房を使うことで室温を快適なものに変えてくれるわけですが、ドライは湿度を下げる目的で利用するものなので、湿気を取り除きたいときに使えば部屋の中がじめじめ状態から乾燥に近い状態に導いてくれます。
梅雨時期になると、湿気が多くなり湿度計を見るだけでも蒸し暑く感じてしまう人は多いといえましょう。湿気というのは空気中に含まれる水分そのもので、湿度計はその水分量を数値で把握できるようにした計測器です。温度は°Cなどの単位を使いますが、湿度の単位は%です。仮に、80%の数値になっているときには1キログラムあたりの空気に80%の水分量が含まれているなどの意味になるわけです。冬場は乾いた空気になるので湿度計の数値も20%などのように低くなる、乾燥肌の人にとってこのような湿度は決して快適とはいえないので加湿器を使い室内を快適な環境に変えるケースは多いといえます。
加湿は湿度を上げることで、ドライ機能は除湿であり湿度を下げるといった意味を持つ機能です。エアコンのドライ機能は凝結により水蒸気の量を減らす仕組みを持ちますが、空気が含むことができる水分量のことを飽和水蒸気量と呼ぶ、温度が高ければ高いほど多くの水分を蓄えるなどの特性があります。部屋の中の空気を室内機に取り込んで、その空気を冷やすことで空気は凝結して除湿された空気を部屋の中に放出するなどの仕組みを持ちます。このとき、空気に含まれる水が取り除かれることになるわけですが、これは気体から液体へと変化するもので液体になった水はパイプを使い屋外に放出させる構造を持ちます。このような作業を繰り返すことで、室内の湿度が徐々に下がり湿気を感じさせなくするなどの仕組みになっています。
ちなみに、エアコンの冷房は温度を下げるための機能になるわけですが、室内の空気を室内機が取り込み、空気に含まれている熱分を取り除くといった機能が冷房です。取り除かれた熱は室外に排出させてから、熱が取り除かれた空気を再び戻して室温を下げる、涼しい風を感じることができるようになります。
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